歯のホワイトニングとは
ホワイトニングは、濃度の薄いジェル(ホワイトニング剤)を長時間歯面にあててゆっくり、やさしく、持続的に脱色します。
ジェルの成分(過酸化尿素)はもともと口腔内の消毒に使われていたものですから、安全で歯の構造を変えずに、歯が白くなります。
その安全性については、FDA(アメリカ食品医薬品局)、ADA(アメリカ歯科医師会)でも認められております。
歯科医師の指導を受け、自宅で、ご自身の手で白い歯を取り戻していただく方法です
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01検診・型取り
まず歯科医が歯と歯肉が健康な状態であるか診察します。
過去に入れた詰め物の取り換えや、虫歯の治療が必要な場合もあります。 そして型を取ります。 -
02ジェルの塗布
歯科医が作製した患者用トレーにジェル材を流し込みます。
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03トレーの装着
歯を磨き、トレーを口に入れます。
トレーの端を歯に合わせます。 -
04余分なジェルの取り除き
清潔な指か、柔らかい歯ブラシで余分なジェル材を取り除きます。 口を2回すすぎます。
※すすいだ水は飲み込まないでください。
注意事項
- 歯を白くするために、家庭用の漂白剤は絶対に使用しないでください。
- 妊娠中、または授乳中の女性は、行わないでください。
- ソフトトレーを付けているときは、飲食、喫煙は控えてください。
- ホワイトニング終了後、1時間以内は色の濃いコーヒー等の飲食物は控えてください。
- 酸性の強い食物やジュースは、歯の過敏性(ヒリヒリする、痛み)の原因になることがあります。
- 歯の充填物やクラウンは、歯の漂白に反応を示しません。
- ホワイトニングジェル材は、熱や太陽光線に当てず、冷暗所又は冷蔵庫(冷凍はしない)に保管してください。
ソフトトレーは長期間使用できますが、熱で変形しますので、水で洗浄してください。
歯がしみるときは1日おきか、トレイの装着時間を短縮して様子をみてください。
それでも痛む場合は歯科医師がお出しする知覚過敏抑制剤 (シリンジ入りジェル)を使います。
ジェルはホワイトニングジェルと同様にソフトトレーに注入してホワイトニング終了後30分位装着します。 - ホワイトニング中、一時中断しても効果に影響はありません。
リバウンドはほとんどありませんが、6ヶ月~1年に一度位、多少の外部着色(飲食、喫煙等による)が出た場合、1~2日、メンテナンスとして、ホワイトニングを行うことをおすすめしますので、医師にご相談ください